日記
これなんてネタゲーム日記?
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セッコ1世の治世 (2013/08/26(月) 00:15:18)

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    / ̄ ̄\     セッコ・ディ・ニューソクデ。29歳でベネヴェント公国の当主に即位。
  /  ⌒  ⌒\ 
  /   (⌒) (⌒)ヽ    彼は社交的で慈悲深く、嘘は滅多につかず、忍耐強い
 .|    (__人__) |
 .|      `⌒´  |     少しばかり傲慢な所を除けば"一般人としてならば"非常に好ましい人物である。
 ヽ         /
 / ヽ       ノヽ      「話合えばわかります。この私が言うのだから間違いない」
/           ヾ




    / ̄ ̄\      彼は即位したときには伴侶を持っていなかったため
  /  ⌒  ⌒\
  /   (⌒) (⌒)ヽ    即位後すぐに西フランク第四王女でカロリング家のエルマンガルデを娶っている。
 .|   * (__人__)* |
 .|      `⌒´  :|     なお、義父のカールマン2世は後ウマイヤ朝から南仏を少しばかりか取り返しているため
 ヽ         /
 / ヽ       ノヽ     大王と呼ばれている。が、正直それほど大したことは…
/           ヾ




    / ̄ ̄\
  /  _ノ ヽ_\    「ま、なんにせよこれでお隣のバイエルンもそうそうウチに手は出せないでしょう。
  /   (●) (●)ヽ
 .|    (__人__) |     あそこもカロリング朝ですから…
 .|      |r┬|  |
 ヽ     `ー'  /      万一継承権を要求して戦争になったとしても、うちにはドイツ王国と西フランク王国という心強い味方がいるということです」
 /   ヽ     ノヽ
./ /   ∩ノ ⊃|  |       とはいえ、南イタリアに飛び地として孤立しているベネヴェント公爵領にとっては戦略的に意味のある婚姻だったようだ。
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
 . \ /___ /

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↑広大なバイエルン王国の図。ただしここは相変わらず分割相続法を維持しているので、そのうち分裂すると思われる。


新方針

     / ̄ ̄\     セッコ1世は即位後すぐに新方針を打ち立てる
   / \  /\
  |  (●) (●) ヽ   「先代と先々代の不干渉内政重視主義は賢明でしたが、
  |   (__人__)  .|
  |     `⌒´   |    ドイツ王国の王権も強化され、カロリング家のお家争いもある程度落ち着いてきました。
  /         /
  /  ヽ ____   .ノヽ    我々は公爵とは言え、所詮伯爵領二つ分の弱小勢力です」
 /   (  )   |  |
 (  / ノ    .|  |
 .\__/      |  |




      / ̄ ̄\      「そんな我々が勢力を伸ばすとしたら
    /  ─  ─\
    /   (●) (●)ヽ    大国が互いの勢力争いと異教徒との争いで手一杯である今しかありません!
   .|    (__人__) | 
   .|      `⌒´  |      連中、特にバイエルン王国が王権を強化し政情を安定させたとしたら、
   ヽ         /
.    /⌒~" ̄, ̄ ̄〆⌒,ニつ   真っ先に狙われるのは異人であり、かつ、異人であるが故にドイツ本国からの救援も期待出来ない我々はあっという間に食われてしまいます!」
    |  ,___゙___、rヾイソ⊃
   |            `l ̄       
.    |          |




      / ̄ ̄\       「幸い、我々の周囲には伯国や小公国などの弱体な勢力が乱立しています。
    /       \
   /           ヽ      内政最優先で収入も兵力も十分にある今なら十分勝てる相手です。
   | u   \,  ,/ |
   |    (●) (●) |      この際、周辺諸侯の反感をかってでも、外交官(大臣)を連中のところに派遣して称号の所有権を偽造してしまいましょう。
   ヽ    (__人__) /
   /   ヽ  ` ⌒´ノヽ       本当はこういうやり方は好きではないんですが…一族の繁栄のためにはやむを得ません」
  ./ /   ∩ノ ⊃|  |
  (  \ / _ノ |  |
  .\ “  /__|  |
   . \ /___ /

ということでニューソクデ家は三代目当主にしてはじめて拡大政策をとることになる。

ちなみに外交官を派遣して称号の所有権を偽造のゲームシステム的な意味の説明。

このゲーム、というかパラドックスのゲームは、戦争を始めるためには大義名分(CB)が必要となっています。

別のシリーズなら大義名分無しでも宣戦布告する手段はあったりしますが相応の(大抵は重い)ペナルティーを食らいます。

が、CK2では大義名分が無ければ宣戦布告は絶対にできません(異教相手の戦争は事情が異なりますが)。

その場合、手っ取り早い大義名分の獲得方法は、外交官を派遣すると外交官の能力に応じて一定確率で起こる、派遣先の称号(土地)の継承権を主張可能にする書類を偽造させることが出来ます。

イベント文にはその土地の支配者層に賄賂やら脅しやら話術やらなんやらで偽造したとでるため、偽造の度に少なくないお金と-100の名声ダメージを食らうのが欠点。

さらにこのほうほうだとイベント発生まで待たないといけないのと、一回あたり1プロヴィンス(=県=伯)しか手に入らないので大国が領土拡大する手段としては効率が悪い。

ですがベネヴェントぐらいの小国なら、同じく小国を狙う手段として便利。あと王権が低いうちは、王国内の別の諸侯だって狙える。

大きくガバっと戦争で領土を増やしたいなら、公爵、場合によっては王国の継承権を持たない3男坊あたりを自国に連れてきて、その人物を神輿に公爵や王国を丸々乗っ取るというやり方もあります。

ただこのやり方だと、その人物が自分の家臣となる形で領土が増えるので、直轄領を増やしたい場合は向かない。あと獲得した領土がデカいほど、その人物の権力が増大して、今度は自分が玉座から引きずり下ろされかねなかったりもする。


不屈の男とサレルノ戦争

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953年、ベネヴェント公爵セッコ一1世はサレルノ伯国の領有権を主張し宣戦布告。

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     / ̄ ̄\
   / \  /\      「時は来ました。
  |  (●) (●) ヽ.
  |   (__人__)  .|      私自ら出陣します!」
  |     `⌒´   |
  /         /       セッコは中央軍指揮官として出陣。
  /  ヽ∩__   .ノヽ
 /   (  )   |  |  
 (  / ノ    .|  |
 .\__/    _|  |
      .___ /

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          / ̄ ̄\
        /\  / \     そしてカンネーの地で決戦が勃発。
       / (●) (●)  ヽ
       |  (__人__)    |    「敵の両翼は崩れました!
       |   `⌒´  .  |
       .ヽ          /      今こそ畳み掛ける好機です!」
         ヽ_/⌒ヽ、-- ノヽ
          |   イ    ` ̄ヽ    
         ヤ/‐<__ ,..、   ヽ.        サレルノ軍は両翼に少数の兵力しか配置しないアンバランスな編成だったため、
          |        ゝ、   ゙.
             ',         |ヽ, トヘイ´>    戦闘開始数時間後に敵左翼軍が潰走し、その後すぐに右翼軍も潰走。
          ',          |ヘトイ「」"´
           ヤ        {〉、<"        結果、ただでさえ兵力で劣るサレルノ軍はあっという間に包囲され甚大な被害夫を受ける。
              j         トメヽ>
          /            |          この戦いは大勝利に終わり、また戦争の決着自体もこの戦いでついたも同然となった。
         . イ./          |
      イ  ,.イ.            |           955年にベネヴェント公爵領はサレルノ伯国を併合する。
   . イ  . イ´ /         /  |
  ト、_ イ   /      /´l"    |          
         /       /  |    |          

ちなみにこのカンネーの地では古代ローマ軍とカルタゴの名将ハンニバルが激突。そして寡兵のカルタゴ軍がローマ軍を散々に打ち破った、いわゆるカンネーの戦いで有名な土地である。

この戦いでのハンニバルの見事な用兵は、現在の軍学校でも軍機動の手本として習うレベルで超有名…らしい。防衛大学でも習うのかな?

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      / ̄ ̄\
    /  \.i||i./\      また、この戦いでセッコ1世は軽歩兵の扱い方を完全に掴んだと言われる。
    /   (○) (○)ヽ
   .|  # (__人__) |      さらにカンネーの戦い後の掃討戦では、サレルノ女伯の夫の率いる軍に猛烈な反撃を受け
   .|     |il!il!il| .|
   ヽ     |ェェェェ| /       セッコはその死に物狂い抵抗に恐怖し、一度は心を折られているが、
   / ヽ メ  .   .ノヽ
  /"  '  ̄-‐'" ̄ ̄/' ̄ ̄ ̄`' ̄ ̄ ̄ ヽ __,,...---―    戦後すぐにその恐怖を払拭し、立ち直っている。
  /     '      /   /        {二--―― ―
  !           |   !  l   l   i::............................. 
  ヽ..::.         |  _|  、  ヽ   ヽ;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::
   \::::::..       Y´::::::l  、 \  ヽ   )(/   ̄ ̄
    ト、入;;;;,..      !::::::::.\_\__\_ノ ̄`‐'
    l  :::::::ヽ:::::.....  ヽ::::::::::::/!::::::::ヽ.
    ヽ  ::::::::`ヽ:::::::........ヽ::://.::::::::::::.ヽ

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↑セッコ1世の指揮補正値。

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ただし、サレルノ戦争終結後には末弟のデキルオが病死していることも付け加えておく。

おかげでただでさえ少ない一族の男子がまた減った…マジで呪われてるんじゃないのか…。

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さらに同時期、イベリア半島では後ウマイヤ朝が世代交代の際に内乱が勃発。

その隙を突かれて、イベリア北部のアストゥリアス王国がレコンキスタ(国土回復運動)を推し進め領土を拡大させることに成功。

また、南仏の一部も西フランク王国が奪還している。


アプリア戦争と異端児アヴェリノ市長フーゴ

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サレルノ戦争開戦から10年後、セッコは次のターゲットをアプリア伯国に定める。

ちなみにApuliaはイタリア語読みだとプーリアとプッリャとかと読むらしい。イタリアの発音はよくわからないなぁ…ドイツ語は割とそのまんま読めばいいんだけど(zigをツィヒと発音したり例外はあるんだけれども)。

まぁこのブログでは外国語の読みは統一してないし適当なんで細かいことは気にせんといてください。遊びでやっているんだよ!(カミーユ風)

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この戦いでもセッコは指揮をとったが、前回とは違い左翼軍の将軍として出陣。

中央軍はアヴェリノ市長でベネヴェント公爵領減衰、フーゴが担当。

※市長、男爵、協会長は、属する上位称号の伯爵領(国)が県だとするならば、~市やら~町やらにあたる。

伯爵領の中でも県庁所在地的な場所が、伯爵の治める土地となって、それ以外の城(男爵領)やら町やら教会などがゲーム的には最下位称号として扱われる感じ。

だけどCK2で実際にプレー出来る称号は伯爵までが最低なんで、ゲーム的にはあんま気にしなくていい。

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         ____
       /    \
      / ヘニヾ゙リン \
    /=▲▼--▼▲=\
    |    /(__人__)ヽ   |
    \    `⌒┃   /
            ・

このフーゴという男がかなりぶっ飛んでいて、元は怠惰で無能な男だったのだが、ある日突然神の声が聞こえるなどとのたまいだして、キリスト教の異端であるカタリ派に改宗。

しかも狂信的。その上に神の声に従って従いだしてから軍の指揮能力が跳ね上がる。ゲーム的には+20。

ベネヴェントのようは弱小勢力的には手放せない戦力なんですが、問題はベネヴェントが偉大なるローマ教皇領のすぐそばにあることでして…

::::::::::::::::::::::::/
::::::::::::::::::/
:::::::::::::::/
:::::::::::::,       .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.      「どうやらおたくの元帥殿はカタリ派等という異端を信仰しているご様子…
:::::::::::,′   /〉::::::::::::::::::::::::::∧:::::::::::::::::::::::::::::::::〈\
:::::::::::i    }/:::::::::::::::::::::::::::/エ∧:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ{     しかも神の代弁者などと騙っているとか…
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:::::::::::|           /´ ̄ ̄∧               かの様なものを国の重要な役職に就けるとは何事か!
:::::::::::::.           /ェェェェェェェヘ
:::::::::::::::'.           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\              教皇として即刻解任と相応の対応を要求する!」
::::::::::::::::\       /          ヽ




    / ̄ ̄~\      「お、お、仰る通りです。
  / ⌒   ⌒\
  /   (○) (○)ヽ     すぐに彼を逮捕します!」
 .|    (__人__)  |
 .|      (_/´  .|
 ヽ         /
 /   ヽ     ノヽ





.    / ̄ ̄\
  ./ _ノ  ヽ、.\    「あの…君の献身には感謝してるんだけど…
  /  (●) (●) ヽ
 .|   (__人__) u |    流石に異端を許容するのは厳しいんだ…
 .|     `⌒´    |.
  ヽ         /     教皇様もお怒りだし、ここはなんとか心を入れ替えて改宗してくれない?」
  |ni 7       ノヽ  n
l^l | | l ,/)       l^l.| | /)
', U ! レ' /    . . | U レ'//)
{    〈       ノ    /
..i,    ."⊃  rニ     /
 ."'""⌒´     `''""''''




         ____
       /    \       「ちっ、うっせーな。わかったよ。
      / ヘニヾ゙リン \
    /=▲▼--▼▲=\     改宗するよ。改宗するからさっさとここから出してくれ
    |    /(__人__)ヽ   |
    \    `⌒┃   /      おれは しょうきに もどった ! 」
     /´`"´``Y´´・""j⌒ ヽ
    {;;ノ´i、,. . ..|,, 、 、 ノヾ ;; ト    (保釈後すぐにカタリ派に改宗)
    / ;/i  __,人 _ _;;, ,/ヽ ヾ )
    ( .."ヽi、 ;;_ |^.. ;; ,i ,i` ノ;ノ
     ヽ iノヾ; 人__::": ヽ/"/
      ト \,ii== ===i!、/ /
      ,iヽ/  i i   \ノi、
      |    ,! !.     |

↑というようなやりとりをセッコが没するまでの間に五回ほど繰り返している。-

シポントの戦い

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──── _──_ _──______────────────
── _/::::/_ |::::| |::::|──|:::::::::::::::::::::::::::::::|──────__────      シポントの戦いは序盤はベネヴェントの圧倒的優位で進んだ。
──|:::::::::::::::::::::::| |::::| |::::|── ̄ ̄ ̄ ̄|::::::::|── ___|:::::|_───      
── ̄/:::/ ̄|:::::|  ̄  ̄──‐______|::::::::|──‐|:::::::::::::::::::::::::::::|───      というのも、戦闘開始から僅か数時間でフーゴが敵中央軍の指揮官を討ち取っていたからだ。
── /:::/  |:::::|─────‐|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|── ̄ ̄/::::::::| ̄───
──\/   |:::::|─────―――――――───‐/:::::/|::::|────      …この戦いだけを見てもわかるように、フーゴの戦闘・指揮能力はずば抜けていた。恐らく同時代では1,2を争うほどに。
─────  ̄ ――――――――――――――― \/  |::::|────
──────―――――――――――――――――─‐  ̄────       この後、彼がたびたび異端に走っても特にお咎めがなかったのは
──────――――――――――――――――――───────
──────――――――――――――――――――───────      結局のところセッコがフーゴの力を恐れたからだという説があるが、推測の域を出ない。
――――――――――――― ____,,,,______―――――――――――
――――――――――――/    ;,,,,     \―――――――――
――――――――――― /             \―――――――
────────―――/      __         \──────
_  ──────―― ,l \_  _/ /           |──────
  ̄─ _     ――/  |ゝ|.,ヾ_ノ┰┰、    ∧∧ | ̄\ | ̄|───
       ~~ ̄ ̄\   |   ̄ノ  `~、 ̄ ̄" __|   \|   ∨  |/|/
               l、  (_人______ノ、      |
                ヽ、 |i!i!i!i!i\  \
──_______            ヽ\!i!!!i!i!\    l二
───  ̄ヽ  \        \トェェア  /\
───── \ \         \____--‐  /
===============================================================

.    / ̄ ̄\     しかし勝利を確信し油断をしていたのか、右翼軍のセッコが潰走してしまう。
  ./ \  /.\
  /  (○) (○) ヽ   「し、しまった!」
 .|   (__人__)  |
 .| u  |il!il!il|   |    これによりフーゴも敵左翼と中央からの両面攻撃を受け敗退、一時は敵との兵力差が二倍になるまで追い込まれてしまう。
  ヽ.   |ェェェェ|  /
  /ヽ       ノヽ

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が、しかしベネヴェント軍の意外な伏兵が戦局をひっかり返す。

左翼軍のエマニュエーレが単独になっても粘り抜き、奇跡的に敵左翼(こちらは壊滅寸前だったが)、右翼、中央の順に四肢の一部を失いながらも打ち破ったのだ。大逆転勝利である。

    / ̄ ̄\
  /  _ノ ヽ_\   「た、助かった…」
  /   (ー) (ー)ヽ
 .|    (__人__) |   この戦いはセッコの生涯で唯一、自らのミスが原因で敗走しかけた戦いとなる。
 .|  u  (_/   |
 ヽ         /
 /   ヽ     ノヽ




                    / ̄ ̄ ̄\
                   /  `___ハ __´:\    さらに付け加えればこの男の貢献もやはり大きい。
                 /  ヾ 。ハiハ。フ \
                 |    / (__人__)ヽ  |   敵左翼と中央から両面攻撃を受けながらも、敵左翼を壊滅寸前まで追いこんだのは流石だし
                    \  i   ` ⌒´  ヽ/
                 /´`''" '"´``Y'""``'j⌒ ヽ   なによりやはり、そうそうに敵の指揮官を一人討ち取っていたのがよかった。
                { ,ノ' i| ,. ,、 ,,|,,. 、_/´ ,-,,.;;l
                '、 ヾ ,`''-‐‐'''" ̄_{ ,ノi,、;;;ノ   エマニュエーレが倍近い相手になんとか勝てたのも、相手指揮官が既に戦死していたからだと言われている。
                 ヽ、,  ,.- ,.,'/`''`,,_ ,,/
                  `''ゞ-‐'" `'ヽ、,,、,、,,r'  
                    ,ノ  ヾ  ,, ''";l
                   /=====、 ....====i、
                   |   `| |´__;   i :  ; ,
                   |    .`|´    /=Y=ヽ  ;
                   |     |    /:::::::    ヽ  :
                   |     i   / ::::::::::::::::::  \  ;
                   l、  __._八______|    :::::    |  ,
                  (  ______;;)ヽ ;;;|          /
                           ̄)     ;;;;;;;;;;;\  ;
                          / /\/\_、_,i、
                         ⊂"/ ; ;;(____つ__つ  ;

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この戦いで予想以上に兵力を消耗したベネヴェントは、攻城戦のために一時傭兵を雇いはしたが、傭兵を雇う出費以外は痛手を負うこと無く戦争終結。また一つ領土が増えることとなった。

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セッコはこの戦いでの反省を生かし、以後は油断することなく一気に勝負を決めるスタイルの戦い方を確立。

元々の軍事的才能がずば抜けていたわけではなかったが、実戦での経験と学習、また恐怖を克服した強靱な精神力により、名将とはいかないまでも良将に成長する。

これが”不屈公”セッコと呼ばれる所以となる。(勝手に名付けた)

また、ベネヴェント公国での拡大戦争の時以外にも、主君であるドイツ王国の戦争の際には王の懐刀として各地を転戦、活躍している。

FMM00006602FMM00006604FMM00006603

バイエルン王国の当主が世継ぎを残さず急死したため、西フランク女王で同じカロリング家だったイデ1世が無傷で領土を倍増させる。

しかしカロリング家の勢力増強に危機感を募らせた西フランクと旧バイエルン王国の一部諸侯と、ドイツ王がすぐに宣戦布告。

しかしこの戦いは女王イデ1世の勝利に終わったいる。


カプア戦争

FMM00006605FMM00006606

FMM00006607FMM00006608FMM00006609FMM00006610FMM00006611FMM00006612FMM00006614

この戦争ではフーゴはドイツ王国軍の将軍として出兵していたため従軍せず。

また、Capua伯が1プロヴィンスなのにも関わらずそれなりの兵数を揃えていたことと、前回の反省からセッコははなから傭兵を雇い圧倒的数滴優位を作り出す。

経済力の差は軍事力の差でもあるということだ。

また、この戦いでは敵軍を上手く丘に誘いこんで有利な状況で戦うことができ、さらに敵将を捕虜にすることにも成功している。

結果、この戦争は野戦のみで決着がついた。1年もかからずベネヴェントの勝利。


ドイツ王国軍の切り込み隊長

FMM00006616FMM00006617FMM00006618

ドイツに新しい王が即位した際に開かれた大会で、セッコは目立った結果は残せなかったものの、またも実戦で何かを掴み成長。

その後に起きた西フランクとの戦争では、西フランクの名将ゴットシャルク市長を自ら討ち取り、ドイツ王国の勝利に大きく貢献する。

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またこの戦争中、負傷を負うも完治。顔に傷跡が残るがかえって箔がついたようだ。

このあたりのしぶとさは一代目のヤルオを思い起こさせる。

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混戦地帯に突っ込み無双していたら、敵がおびえたウサギのように逃げ出していったでござる。

これによりセッコの名声はさらに高まる。

 

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、    \   \ \              Y   ゝ                      (二ニ
、.\    .\.   ..\ \             〈     \                     __,,、 -‐ ニ
. \.\    \   \ \             \_ __)              ミ  (二~ -― ''"
  .\.\    \   \..\                           ミ
\   \.\    \   \..\                       ミ

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ドイツ王国の王権も、気がつけばかなり強化されている。

しかしこれは成り上がりを目指す一族に取ってはあまり良い状況ではないだろう。

虎視眈々と王座を狙っている連中なんてのは掃いて捨てるほどいるのだ。


後継者

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そして戦後、待望の男児誕生。名をヤラナイオとする。

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これが二人目の子で、長女は9歳の時に事故死している。これは暗殺の疑惑があるが、誰が犯人なのかは見当もついていない。

というわけで実はここまで後継者が50過ぎの叔母しかいない状態でセッコは戦場に立ち続けていたのである。危ないってレベルじゃない。

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ヤラナイオ誕生後、妻のエルメンガルテが病死。

後妻は同じカロリング家

後妻はカロリング家のヘルヴィス。まだ成人していないので婚約の段階。

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そしてヘルヴィスが成人後、婚約。彼女が同性愛者であることは結婚の後発覚する。

彼女はオルレアン大公のベレンゲルの長女で、上手くすればその広大な領土を一族のものと出来るかもしれない。

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…が、世の中そうそう上手くいかないもので、彼女は息子のキルオを出産した際に母子共々体調を崩し急逝する。またも男児が…

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そしてセッコは三人目の妻を、カロリング家ではなくオランダ人のレインネック家から娶る。

彼女は伯爵領持ちで、その上男系結婚に成功したため、このままいけば彼女との子のデキルオに相続されることになっている。


西フランク大分裂

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西フランク女王、イデ一世が何者かにより暗殺される。これまた犯人は不明。しかも彼女の場合方々に敵がいたので誰が犯人でもおかしくないという…。

しかも彼女の子は男子は一人病死、もう一人は王位を与えた直後暗殺という状況。

結果、彼女の持っていた称号は二人の娘によって分割相続されることになった。

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結果、広大な西フランク王国は分裂し、ロンバルド王国が復活。

また西フランク王国のほうは相続直後に大反乱が起きカオスな状況に。

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結果、西フランク領はこれまたどさくさに紛れて復活したバイエルン王国に吸収される。

ただ中央にブルグンド王国が建国され、西と東でバイエルン王国は飛び地の分裂状態に。

 

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が、そんな状況で上手くいくはずもなく、西バイエルン王国は西フランク王国にとって代わられる。

結果、欧州はドイツ王国、ほぼ死に体な中央フランク王国とランゴバルド王国、西フランク王国、バイエルン王国、イタリア王国と王国が乱立状態になる。

この中で最も有力なのは強力な王権を確立しかけているドイツ王国であることは間違いない。


ネアポリス戦争

 

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後継者の長男ヤラナイオが無事成人。これでもう憂いはないと思ったのか、既に60代後半のセッコは最後の領土拡張戦争を仕掛ける。

隣接する商業共和国のアマルフィに豊かなネアポリスの割譲を求めて宣戦布告。

 

 

    / ̄ ̄~\
  / ⌒   ⌒\    「逝く前に息子にプレゼントを用意してやりませんと…」
  /   (●) (●)ヽ
 .| ⊂⊃(__人__)⊂|
 .|      (_/´  .|
 ヽ         /
 /   ヽ     ノヽ
./ /   ∩ノ ⊃|  |
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
 . \ /___ /

 

 

 

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が、しかし最後の最後で大誤算。たかだか2プロヴィンスの弱小国と鷹をくくっていたアマルフィ共和国が、予想以上の財力を持っていたのだ。

アマルフィ共和国は財力にモノを言わせて傭兵を大量に雇い入れる。これ自体は予想通りだったのだが、その雇った傭兵の規模が予想を超えていたのに加えて、自前の兵力も決して弱体ではなかったためだ。

いざ宣戦してみるとアマルフィ共和国は7500もの大軍を動員。慌ててセッコも貯めていた国家予算の8割を使い傭兵を雇う。

それでも6200対7500と数では負けていた上に、アヴェルサの会戦ではセッコが率いる少数の軍は運悪く敵の大傭兵部隊と激突。

5倍以上の兵力差ではさすがのセッコもいかんともし難く、あっというまに撃破、そして戦線は崩壊し、ベネヴェントが雇い入れた傭兵も粘りはしたものの、2正面の攻撃と数的不利は覆せず大敗。

そしてその後の掃討戦でベネヴェント公爵領の兵は全滅してしまったのだ。

 

 

 

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                / ̄ ̄\
          / メ      \_    「む、無念です…」
         /   /   \( ;:;:;)
           | ( ;:;:;:;:;ノ   (=) |    そして息子に領土をプレゼントするどころか
         ヽ;:;;;:;  (__人__)::::/
        / ||   ` ⌒|||  ノ     人生初の完敗を喫したセッコは翌年、失意の内に死去。67歳であった。
        / / |\/ /  /l |
        / /__|  \/ / | |
       ヽ、//////) /  | |
        /  ̄ ̄ /   | |
      __/  )--- ヽ   ヽ つ
    ⊂---― 'ー----'

 

最期に大きな失敗を犯したが、不断の努力で自らを鍛え上げ、ニューソクデ家の領土を倍増させた手腕は高く評価されるべきであろう。

彼はニューソクデ家反映のための礎となったのだ。

 

 


まとめ

はじめてだから戦争について詳しく書いたけど、支配領域も広がったことだし今後はよっぽど重要な戦いじゃない限り簡易的なものにすませる予定。

今回もまたかなり君主が長生きしました。ニューソクデ家男子は死亡率が高い代わりに、生き延びた連中は長寿になる傾向がある気がする…

あと、今代はかなりキャラが立ってました、その周りのキャラも。

CK2ではたまにこういう風にやたらキャラがたった君主が現れるから面白い。キャラが立ってなくても妄想で脳内保管すればいいし、それはそれでまた面白いんですけど。

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936年 ルシオ・ディ・ニューソクデ 即位

 

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              ∩_
             〈〈〈 ヽ  ベネヴェント二代目公爵 ルシオ1世
             〈⊃  }
       ____   |   |  彼は強欲で、短期で、醜悪な外見
     /_) (_\  !   !
   /【●】| |【●】 \.!   !   しかしその一方で慈悲深い面もあり、一方的に嫌われることもない
  /    ._| |_,     |  /
  |     \/     /    という祖父ヤルオの血を濃く継いだ人物である。
  \     -==-     /
  / __      /
  (___)    /

 

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       ____ 
     /_) (_\     嫁は同じイタリアの封建領主で、リヴォルノ女男爵フローラ。
   / 【●】| |【●】 \
  /    ._| |_,     \   男系結婚のため、このままいけば長男のセッコがリヴォルノ男爵領を引き継ぐことになっているが
  |     \/      |
  \   .`─==─'   /    ルシオはキリスト教に対して冷笑的だったのに対し、フローラは狂信的だったため、夫婦仲は非常に悪かったようだ




       γ⌒) ))
       / ⊃_____
    〃/ /.__) (__\       「それでも呪いを打ち破ったのは俺だ」
   γ⌒). 【●】| |【●】 \ ∩⌒)
  / _ノ /    .._| |_,    / ノ   しかし彼はニューソクデ家の中で唯一と言っていいほど男子に恵まれている。
  (  <| |   \/   / / ))
 ( \ ヽ \.__-==-  ./( ⌒)    次男は生まれてまもなく亡くなっているが、長男と三男のセッコとアデルフォは健在。
                / /

これで少なくとも今代は後継者を心配しなくて良いのだ。

 

 


キリスト教の危機

 

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しかしこの時代、キリスト教圏はかなりの危機に陥っていた。

欧州西部では後ウマイヤ朝が南仏を侵略。

そして東方のビザンツでは、小アジア(アナトリア)の大部分をシーア派のカリフ・ムスリヒディン1世に奪取されムスリヒディン朝アナトリア王国が成立、ビザンツ帝国の首都コンスタンチノープルの目前にまで肉薄されている。

 

       ____
     /_) (_\      「神なんか盲信してるからそうなるんだ」
   / 【●】| |【●】\
  /      _| |_,.    \    …が、しかしルシオはキリスト教圏の維持等には全く興味の無い性格だった。
  |      .\/     .| 。
  \     =ニ二ニ=  。;つ  ペッ  どうにもこの一族は先代から時流に逆らうような性質を持つ人物ばかり当主になっている気がする。

 

 

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が、ニューソクデ家の呪いはまだ完全には消えておらず、三男のアデルフォが13歳で逝去。死因は鬱病。…鬱病!?

その後にニューソクデ家初の美男子が誕生。名をデキルオとする。

 

 

 

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951年 ルシオ・ディ・ニューソクデ 逝去。54歳だった。

死因は淋病…

性病かよ!

 

       ____       ____
                /_) (_\     「えっ、これで出番終わり?」
              / 【○】| |【○】 \
             /    ._| |_,     \   終わりです。歴史なんてそんなもん。
             |     \/      |
             \     -==-      /

 

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そして三代目にセッコ1世即位。またも微妙な君主…。

 


世界情勢

 

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まず、長い年月を経て、東フランクとバイエルン王国は独自のドイツ文化を確立。

それに伴い東フランク王国は国名をドイツ王国に転換。

またドイツ王国は継承法が選挙制に移行したため、945年にはじめてカロリング家以外の人物が国王に即位する。

中央フランク王国も890年以降、王位簒奪によって他家に王位が渡る。

現在カロリング家が支配する王朝は弱体化した西フランクと、逆に飛ぶ鳥を落とす勢いで拡大しているバイエルンの二国のみ。

しかし支配する王国が二つも減ったため、ようやくお家争いは減少傾向に。ちょっと遅すぎる気もするが…

しかしドイツ王国属のニューソクデ家にとってはいい傾向。公爵位持ちなので、ドイツ王位に立候補可能だからである。

とはいえ現状ではまだ、そこまでの政治力はないのでこれからどうとでも転びうるんですけど…。

 

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イングランドが順調に領土拡大。今回のプレーではノルマン人が大人しいため、ブリテン島は戦国時代がやたら早く終結した感。

 

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シーア派のアナトリア王国は、一端ビザンツ王国は放置して東進。

この際にスンナ派のアッバース朝を滅ぼす。

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しかもこれがムスリヒディン一代での業績なのだから恐れ入る。

43歳なのでそろそろ…という気はするが。

 


というわけで今回はここまで。

今回は短かったね! やったね俺!

前回みたいにやたら長生きしたときは前半後半でわけたほうがいいかもしれないと思いました。

あ、FMのほうもそのうち書く予定。…相当端折るかもしれないけど。

 

放蕩公 ヤルオ・ディ・ニューソクデ

 

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↑この部分がその人物の能力値となります。能力値の意味は上から順に


外交能力(高ければ高いほど他人に好かれる)
戦闘全般能力(戦争時の軍の指揮能力やら、軍事技術開発能力やら)
財務能力(まんま。高いと君主が直接管理出来る領土が増えます)
諜報能力(陰謀などの成功率を高める。逆に他社の陰謀、暗殺などを事前に把握する可能性も高まり、自らが暗殺される可能性も低くなる)
学習能力(教会関係者との関係改善や、軍事・財政・統治技術開発力全般に影響)
という感じになっており、左の括弧がついてない数字がその人物の能力(素の能力値+後述する特性による補正)で、右の括弧付きの数字が妻や家臣等の能力値を合計した、実際にゲーム上に反映される総合力です。

個人の能力値は時代が進むほど優秀な人物が生まれやすくなります。時代が進むにつれ技術や考え方は進歩するということでしょう。

ちなみに何故学習能力が高いと技術開発へのプラス補正がかかり、さらに協会関係者の好感度が上がるかと言うと、当時のヨーロッパの書き言葉が古代ローマ人が使っていたラテン語だったからで、キリスト教の聖書やローマ時代の成文法や文学、その他諸々の文書もラテン語で書かれていたからです。なぜラテン語がそんなに問題になるかというと、そもそもゲルマン人は独自の文字は持っていましたが、ローマ帝国に移動後はローマ人のラテン語を使うようになり、さらにゲルマン民族の慣習法もラテン語で書くようになりました。つまり、このときからゲルマン人は話し言葉と書き言葉に大きな違いが出来てしまい、日本のように喋れれば教育で誰でもすぐに書けるようになるというわけにはいかず、相当に長い時間をかけて学ぶ必要があったようです。そういうわけでほとんどの人間は文字はろくにかけないし、封建的支配者層、公爵とか伯爵とかですら最低限しか文字はかけなかった。そうなると当然ラテン語が堪能な人々の価値は跳ね上がり、キリスト教関連の文献を読めるので教会関係者からの評価は悪くなりようがないし、さらゲルマン人の移動で崩壊してしまったローマの文明レベルは非常に高いものでしたが、それを引き継ぐものがいなかったため、ヨーロッパは一気に文明レベルが後退してしまっていましたので、ローマの遺産の一つである文献を読んで理解できるということは、それだけで過去の、しかも様々な分野で、今よりも遙かに先進的な考えに触れることができるわけです。つまりローマ時代の技術を学ぶことはそのままダイレクトに技術の発展につながったわけで、恐らくCK2ではそういうことを表現してるんじゃないかなぁ…と予測しています。

 

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次にこんのアイコン欄の説明に入ります。

これが先ほど述べたキャラクターが持つ特性の一覧です。良いものもあれば悪いものもあり、また特性によって他のキャラクターとの好感度にも影響が出ます。

 

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この欄の一番左には教育の結果得られた特性が常に表れます。

教育の種類は外交系、軍事系、財務系、陰謀系、聖職系の5つがあり、それぞれが上で紹介したキャラクター能力をメインにブーストするものになっていて、教育成果の質も四段階あります。

ヤルオの場合は外交系のレベル2で「ずるがしこい悪党」で、軍事-1,陰謀+1,外交+3、妊娠確率+1.00(隠しパラメーターです)の補正が入ることになります。

 

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この番号が小さく振ってある特性はキリスト教の七つの大罪、及び美徳?を持っているか表した特性で、緑色のアイコンが美徳、赤色のアイコンが悪徳となっています。

左は親切、右は嫉妬深い。どちらも一長一短です。

 

 

 

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このDwarf(小人)という特性は生まれつき持っている、先天性の特性で消えることはありません。

この先天性特性も天才とかいいものも勿論あります。

あとはここにはありませんが、病気や怪我系の特性もあります。黒死病とかチフスにかかったら死を覚悟する時代です。病気ですら危ないですからね。

 

 

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最後にこの剣のアイコンは特性によって軍の指揮官になったときに補正が入る場合表示されます。

ヤルオの場合親切でマイナス補正が入っていますが、Wroth(憤怒)で打ち消しています。元々の軍事能力値が3と低いのであまり関係ないかもしれませんが…。

 

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この顔のよこにある紋章は自分が一番最高位、つまり最重要視というか…上手く言えませんが、とにかく普段、~公爵とか~国王とかなのっているときの~の部分を称号といって、その紋章になります。

例えばヤルオはベネヴェント公国のトップなおで、これはベネヴェント公国、または公爵領の紋章ということなります。

ゲームではこの称号を一杯もっていればそれだけ領地を広く持っているということになりますが、中世なので直轄地は多くはもてず、沢山称号を持てば持つほど誰かしらの部下に贈与、というか封建させて統治させ、そこから年貢やら軍役の際の徴兵やらさせるという形になります。

したがって大国になればなるほど、トップのもつ直轄地よりもその家臣の領土のほうが広がることになるので、家臣全体から反感を買い反乱を起こされればそれだけで積みます。

 

 

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ちなみにこれがビザンツ帝国の紋章。

 

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右上にあるのはそのキャラクターの家紋ですので注意。

 

 

で、説明すべきところがようやく終わったので本編に入ります。


      _,,..-――-..,,_
     /      __ .`ヽ、    ベネヴェント公国の公王、ヤルオ・ディ・ニューソクデ
    /        /_   ヽ
   ./       ./,,旬丿   ',    自称純血のローマ人であるが
  .,' ,.-―‐-   └''"´     l
.  l   ==  .、__ ) 人  .l    ニューソクデ家の家系図には何故か彼以前のものが残っていないため
.  |    ゝ__ノ_,,-'' ,  Y  /
   ',       ー''"    /      それが事実なのかどうかは確かめようがない。
   ヽ _     -‐''"´  ヽ、
     __ ̄ ̄7        ヽ     しかしイタリア半島は豊かな土地故に、ローマ崩壊後以降様々な民族が定住したため
 ,--、/./   /         ヽ
..|     .{   /   /        |    純血、ネイティブのローマ人などというのはどうしても考えにくいため信憑性はゼロに近い。
..|     `''‐‐--''"    /   .|
..ヽ_         ./       |
    `゙''-..,,_    /       |
        .| `''‐''´        |
      |             |




                   ___
                   / ノ   、 ヽ     そもそもこのヤルオという男自身が
                 / ̄     ヽ ヽ
               / 三三    三三 ',    低身長なうえ大食漢で太っており外見もとても端麗とはいえず
                  /::::::⌒ (__人__) ⌒::::',  
              {      |   |     j    その上キリスト教徒なのに好色家。
               \   _`ー ´_ __ノ
            r<>==/7//≧≦///7==<>,   特に当時のゲルマン人キリスト教徒は教義や戒律など守っているものはほとんどいなかったため
            !//ヾ三三シ´  ヾ三三三シ´//!
              l////≧''´     `==!´/////!   実際のところ彼はイタリア(ローマ)人ではなくゲルマン人の一族の末裔でないかとする説もある。
                l/////          ∨////j
              l////            !////ij
            !///{             !////
            ∨//i            }///
             ヾ/∧           _ノ//
               `7 /ーーー-‐ヽ ヾ=´
                !/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \!




 ,r'ニニニヾヽ、       \/〈     //ニニニヽ、
("´ ̄ ̄ヾ))     __〉,ヘ   ((/ ̄ ̄`゙`)  「なんでここまでボロクソにいわれにゃならんのだお!」
|   、ィ_ノと)'   /"\三/"\  (つ(_,,ア   |!
i|   ` イ_/  ./((○))三((○))\  _Y   |!   その上短気であるという短所もあった。
.ヽ、  ' (  /   `゙(__人__)'"   \ / `  /    
  \  \l     i|    |!     l/  /     上記の通りとても高潔とは言いがたい人物ではあったが…
 l|l  \   \  、i|,/⌒ヾ、|!;,   /  / |l
     \  ヾ   `ー一'´  ィ    /   i
        ヾ、    ``"´      /
   ゚   |!  Y           ィ |!  。
   ,.  '  、/               ヾ ´ ’  `
 ゚, i! `| ゜、l!            i|!; ゚ ゜ 。




        ___(⌒ヽ
       /⌒  ⌒⊂_ ヽ     一方で正直者でお人好しな面であり社交的だったため
(⌒ヽ∩/( ⌒)  (⌒) |(⌒ヽ
 ヽ  ノ| :::⌒(__人__)⌒ ::| ⊂ `、    意外にも周囲の人物には好かれていたらしい。
  \ \    )┬-|   / /> ) ))
(( (⌒ )、 ヽ_ `ー‐' ,/ / /     馬鹿な子ほどかわいいということだろうか?
  \ \ /          /
    ヽ_ ノ       │

 

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しかし当時ベネヴェント公国は位置的に大変危険な状況にあった。

 

 

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北にカトリックでカール大帝の一族、カロリング家の一員であるロイス二世が治めるロンバルド王国があり。(ちなみに彼はカール大帝の曾孫)

 

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東には東方正教のビザンツ帝国。帝王はバシレイオス1世。

マケドニア家の人物で、彼からマケドニア朝が始まり、彼らがビザンツ帝国の最盛期を築いていく。

とくにバシレイオス”2”世は有名で多分世界史の教科書にも載ってるんじゃないかと。

 

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さらに南方…というかシチリア島にはイスラムのアグラブ朝とビザンツが同居しているというカオスな情勢。

(このように昔からイタリア南部は様々な文明が取り合っていたため北部とは文化面などで差が生じ、現在のイタリア南北対立の問題に通じているらしい。イタリア統一とはいっても南部は併合される形だったしね。)

 

               ____
             /      \     正直スゲーヤバいです。
           / ─    ─ \
          /   (●)  (●)  \
            |      (__人__)     |
          \     `⌒´    ,/
          /     ー‐    \

このままではどこからしらの勢力に征服されるのは時間の問題である。

そこでヤルオがとった行動は…


          ____
         /      \     うーん…
        /        \   
      /) ノ '  ヽ、       \
    / .イ(ー) (ー) u     |
    /,'才.ミ) (__人__)       /
   .| ≧シ' ` ⌒´        <
  /  /                ヽ




         |
     \  __  /
     _ (m) _ピコーン
        |ミ|
      /  `´  \
       ____
     /⌒  ⌒\    ロンバルド王国に臣従するお! 
   /( ●)  (●)\
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \
  |     |r┬-|     |
  \      `ー'´     /




…あっさり独立という立場を捨てる。というかそれしかないのだが。

 

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               -―─- 、
           /         \   南部のアグラブ朝は論外だお。イスラムなんて邪教だし。
         ′  ⌒    ⌒   ,
          i  ( ―)  (― )  i   かといってビザンツも同じキリスト教とはいえ偶像崇拝禁止とか理解できんお。
          |     (__人__)    |
          、           ノ    なにより…
      ⊂⌒ヽ  >       <_/⌒つ
       \ 丶′             7
        \ ノ           ト、_/
.            ′           |
.          i           |
         乂         イ
            | /ー―一 、 |
           し′     、_j




             ____
           /      \     目潰しも去勢もいやだお…
         /           \ 
        /   _ノ ::::::: ゝ、  \   
          |   (○)  (○)  u |
        \   (__人__)   ,/
        /    `⌒´    \

※CK2のビザンツ帝国は囚人を目潰ししてから解放することが出来るんDA☆
  
  というのも当時の封建制度ではたとえ家臣が反乱を起こし、それを鎮圧して捕らえたとしても、処刑はやり過ぎというかそこまでの権限はないと見なされていた…らしい。

  CK2でも家臣を処刑するとその他の家臣全体から相当の反感を買います。
  
  家臣からの評価が悪くなると反乱リスクは跳ね上がるわ、税金は納めないわ、兵も少ししか出さないわでいいことありません。

  さらに王権を強化するときも家臣の多くから支持を受けないと強化できませんし、相続法変更も家臣”全員”の評価が+でないと通りません。

  とにかくこの時代は王権・皇帝権が弱く、あくまで家臣と対等というわけです。

  その代わり教皇から破門(キリスト教徒と認めないと宣言されること、この時代では人権喪失と同義)された人物やイスラムなどの異教徒、または異端などは処刑してもマイナス評価にはなりません。

  異教徒と異端を信仰する者とと破門者は人間じゃないのです。

 

 

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      ____
     /_ノ ' ヽ_\    ちなみにこのときどういうわけか西フランク王国国王、カール2世禿頭王の三女
   /(≡)   (≡)\
  / /// (__人__) ///\  ヒルデカルトと結婚している。臣従の引き替えにと交渉でもしたのか、はたまた人質としてなのかは定かではない。
  |     |r┬-|      |
  \     ` ー'´    /  とにかく新興のニューソクデ家とカロリング家の婚姻は、三女とはいえ衝撃的なものであった。

 

 

 

                   /:  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
                 /: : : :              \      …だけでなく、その後すぐにロンバルド王国の大臣(外交顧問)に任命されている
               /: : : : : :                 \
              /: : : : : : : :..                \     ひょっとすると彼は人たらしの才能があったのかもしれない。
             .l : : : : : : : : _ ノ゛,, ;、、、 '⌒ゝ、      l
             | : : : : : ::;;( ● )::::ノヽ::::::( ● );;:::    |     「とんとん拍子の出世だお!」
             .l : : : : : : : ´"''",       "''"´       
              \: : : : : : . . (    j    )       /
               \: : : : : : :.`ー-‐'´`ー-‐'′    /
               _ノ>'´小、    `ー―'´,),. /\イ
       _,.二ニ-‐フ´ / /!| \ ` ー --‐ , イl、 丶、ト、__
  ,r‐<´     /  '  /´ |j    ヽ、   __/ ' ハl、   ヽ  `丶、   /⌒〉
 ノハ   \   /    /   jl|  ,'  jゝィ厂   ′/l∧   \    \/   /
∧丶ヽ   V       /    /リ ;   /⌒l|   ; / / ヘ    ヽ   /   /、
l l、 、 }   ヽ     /     ハノノ  /  ∧  ,' / /   ハ     \丿   厂\
、_}/ノレー‐-、\  / 、    |/'´ / ン=c'、{ヽl  ' / /    }、     レ- '⌒ヽ__ ヽ
´ /´{    `ヽV___、>--、 く  /7个i/ ヘ.0/ /      ハ     /   _,. イへ\ \
 ∧0 ノヽr─-、___)一´- 、/ ) ∨ / / jl   ∨/=-、  (⌒>‐イ  _∠´ /l /! \ \
 {. ハ |  {、_     ____) / /   / |    /    \ (⌒(   __`二´-‐┬' 7/l |   ハ ヽ
 ヽ、ハ   \ ̄ ̄ - '´ /i /  '  / 'l   /       ヽ\  ̄ヽ、  _, / /∧リ--  〉 〉
、 〈 `>‐-`ニ>─<   !/     /  | /        \\,_  ̄ 丿_∠´  厂丶 / /




     / ̄ ̄ ̄\
   / ─    ─ \   さらにその直後、ロンバルド王国の宮廷の小人(Court Dwarf)に任命されているので
  /  (●)  (●)  \
  |    (__人__) ノ( |  実際はマスコット扱いされていたのかもしれない。(Court Dwarfは一応名誉ある役職だったみたいですが)
  \    ` ⌒´  ⌒/
   ( ヽ  ___ ././    「腹立つけど給料もらえるし我慢だお我慢」
   .\ \|  .,レ゛/
     .\旨 爻ン

 

 

 

ちなみに女性キャラクターはよっぽどのことが無い限りだしませんよ! キャラ分け出来る気しないし、動かしたことすらないし、自信もないし、そもそもそんなことしてたらゲーム進まないし。


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ちなみに臣従直後のロンバルド王国の王権は最弱、というか地方分権状態である。

その代わり叙任権はしっかり握っているようだが…

 

※叙任権:キリスト教司教の任命権のこと。CK2ではこれがあると分割相続の場合、相続させたくない息子を司教に任命して相続権を放棄させたり、

対立教皇(ローマ教皇以外の司教を正当であるとして、自分の都合のいい教皇を立てること。ただし自領内のみ)を立てて、反乱しそうな家臣を破門させ投獄させたりすることが出来る。

勿論対立教皇は敬虔なキリスト教徒からは歓迎されないし、叙任権は世俗の聖職封建領主(中世では教会の周りは封建領土として扱った)からは嫌われる。


お家騒動の9世紀

 

さて、こうしてロンバルド王国に恭順することで、外敵からの隠れ蓑を得たかにみえたヤルオだったが、後々この選択を後悔することになる。

 

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まず、ロンバルド王国に臣従4年後の870年にロンバルド王国の継承法を分割相続制から選手制に移行するよう求めて北イタリア家臣の一部が兵を挙げる。

       ____
    //   \\     「まーた勝てもしない戦をやってるアホがいるお」
   /( ●)  (●) \
 /::::::⌒  、_!  ⌒::::: \   しかしこの反乱は比較的小規模だったため、すぐに終わると思われていた。
 |     'ー三-'     |
 \              /     ヤルオも君主ロイス1世側に立ち、出兵させられている。

 

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※緑色がロンバルド王国領、赤色が敵国、紫色は同盟国。

しかしその一年後、この内乱に乗じて西フランク…今のフランスのアンジュー公爵フーゴ一世が、東フランク国王ルートヴィヒ2世をロンバルド国王に擁立させようと宣戦布告。

東フランク王国国王ということは勿論ルートヴィヒ2世もカロリング家の一員のため、同じくカロリング家のロイス1世から王位を簒奪するということは当時の基準から言えば別におかしなことではない。

というかこういうこと、身内でのつぶし合いになるから、息子全員に領土を与える分割相続制はよくないのだが。

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左からアンジュー公フーゴ1世と東フランク”ゲルマン人の王”ルートヴィヒ2世。

 

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その後さらに内乱は拡大し、ロンバルド王国は四面楚歌の危機に。

 

         ____。
        /⌒  ⌒\         ━━┓┃┃
       /(  ̄)  (_)\         ┃   ━━━━━━━━
     /::::::⌒(__人__)⌒:::: \         ┃               ┃┃┃
    |    ゝ'゚     ≦ 三 ゚。 ゚                            ┛
    \   。≧       三 ==-
        -ァ,        ≧=- 。
         イレ,、       >三  。゚ ・ ゚   「敵大杉ィ!?」
        ≦`Vヾ       ヾ ≧
        。゚ /。・イハ 、、    `ミ 。 ゚ 。 ・

このときロンバルド王国軍に従軍していたヤルオは、敵の大軍に恐れをなし、一人城に逃げ帰っている。

当然笑いものになったが、結果として戦士は免れたので判断は間違っていなかったのかもしれない。

この後、ヤルオは全ての反乱・王位簒奪戦争の類には最低限の兵だけロンバルド王国に供給し、後は一切の不干渉を貫くことになる。

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      , '´ ̄ ̄ ヽ             そしてこの王国の危機の最中に自領に逃げ帰ったヤルオは、
    / `ヽ     \
   /  ,びヽ  ⌒`丶 i- 、         内政に専念しつつ、庶民の愛人を作り、さらに妻ともイチャイチャしていた。
   l  廴:ノ  ,びヽ   | ⌒ヽー-rっ-、
   |   ,'   廴::ノ   |   Lブ├'~    …なにしてんだお前。
    `(ヽ(_人_,,)    |   '__.ノ
     〉 ト、 し' ,.. - 、 _,.ノ  /‐'~       「ヤルオにはな~んも関係ないお!」
    / ノ-''"`/  r''/ー―'"
    `'''"   l ノ‐'
          `"

 

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       ____
     /:::     \     …が、そんな彼の態度に神が怒ったのか
   /::::::::::     \
  /::::::::::         \    この時期に世継ぎのヤルオ(即位後はヤルオ2世となるはずだった)が5歳のときに病死する。
  |:::::::::::::::         |
  \::::::::::::::       /ヽ    彼は大いに悲しんだが、中世の乳幼児死亡率はかなり高く、こういう事態は決して珍しいものではなかった。
   /:::::::::        くゝ  )
  ;|::::::::::::          / ;    お家断絶の事態を避けるために、当然、子どもは多く作る必要があった。
  ;|::::::::::::::       イ ;

 

 

 

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さらに同時期、ロンバルド王位簒奪戦争の神輿だったルートヴィヒ2世が老衰で逝去する。

神輿を失ったため当然戦争は自然消滅。敗戦5秒前だったロイス二世は豪運で難局を乗り切った。

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…かに見えたが、大戦を終えたばかりで疲弊したところを狙われ、今度は同じくカロリング家のピピン2世が反乱。

ロイス1世はなすすべもなく降伏。ピピン2世がロンバルド国王に即位。

 

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…が、ピピン2世も王位を簒奪しただけでロイス2世の所領までには手が出せなかった。

結果、数年後に体制を立て直したロイス2世派が再び王位を求めて反乱。

同時にこの状況を見逃さずトスカナ大公(中部イタリアの左部分の赤色全域)一派が独立戦争を起こす。もうめちゃくちゃである。欧州事情は複雑怪奇。

 


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↑CK2をやったことのない方にはわかりにくいと思いますが、元々ロンバルド王国としか書いてなかった部分に新たに出来ている、VERONA(ヴェローナ)公爵領、SUSA(スサ)公爵領、LOMBARDY(ロンバルディ”公爵”領)、TOSKANA(トスカナ公爵領)が現体制の反乱軍。

どれが独立戦争を起こした諸侯で、どれがロイス1世による王位簒奪(奪還)戦争を起こした諸侯なのかは

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のSSに載っている人物の称号の紋章と世界地図に小さく載っている紋章の位置を見ればなんとなくわかる。

ただ世界地図に載っている紋章は、その称号を持っている人物が首都と定めている場所になるので、遷都が起きると位置がかわるので注意。

それでもAIは広大な所領、王国以上のクラスの領土を持っていない限りはメリットもないので遷都することはまずないので、今回のような諸侯の反乱のときは世界地図の紋章さえみとけば大体の時勢はわかります。

でも所詮これはただのプレー日記(AAR)なので、そこまで深く観察しなくてもいいかもしれません。

 

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↑これで視覚的に大体の戦争の規模がつかめれば十分じゃないかなという気はします。

 


 

 

     関・係・ないから              γ⌒) ))  関係ないから
        ___(⌒ヽ             / ⊃__            そしてヤルオはこの状況でもぶれずに現在の国王ピピン二世に義務とされる最低限の兵を献上し
       /⌒  ⌒⊂_ ヽヾ          〃/ / ⌒  ⌒\
(⌒ヽ∩/( ⌒)  (⌒) |(⌒ヽ       γ⌒)( ⌒)  (⌒) \ ∩⌒)      本人は相変わらず妻や愛人といちゃついていた。(ついでに内政もしていた)
 ヽ  ノ| :::⌒(__人__)⌒ ::| ⊂ `、三  三 / _ノ :::⌒(__人__)⌒ 〃/ ノ
  \ \    )┬-|   / /> ) )) ( (  <|  |   |r┬(    / / ))
(( (⌒ )、 ヽ_ `ー‐' ,/ / / 三 ( \ ヽ \ _`ー‐'  /( ⌒)
  \ \ /                               / /




          ____
       / ノ  \\         実は前君主であるロイス1世が兵を起こす際、ヤルオに同調して兵を出すよう要請する使者を送っているのだが
      / (●)  (●)\
    / ∪  (__人__)  \       「あっ、うちそういうのやってないんで」
    |      ` ⌒´    |
     \ /⌒)⌒)⌒)   //⌒)⌒)⌒)   と断っている。
    ノ  | / / /   (⌒) ./ / /
  /´    | :::::::::::(⌒)  ゝ  ::::::::::/
 |    l  |     ノ  /  )  /
 ヽ    ヽ_ヽ    /'   /    /
  ヽ __     /   /   /

 

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そしてロイス1世は見事王位奪還。

 

      ____
    /      \      「やっべー…
   /         \
 /            \      援軍出さなかったこと絶対怒ってるお…」
 |   _,   /        |
 \(ー⊂ヽ、∩  u    ノ      これはつまりヤルオの立場を微妙にすることになるわけだが…
   |  | ゝ_ \ /  )
   |  |__\  ” /.
   \ ___ \ /

 

 

 

 

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今度は中部フランク王国(Lotharingia=ロタールの国=中部フランク王国。上の地図のドイツとフランスの間にある赤い部分が大体そう)の国王、ロタール3世がロンバルド王位を要求し宣戦布告。

またもヨーロッパは戦火に包まれる。

 

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おまけにロイス2世が破門される。欧州を戦乱に導いた責ということだろうか。

ロイス2世にとっては災難だったろうが、おかげでヤルオの処遇はうやむやになったと言われている。

 

 

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この結果ロイス2世破門戦争まで勃発。

今までなんだかんだで主戦場からは外れていベネヴェント公爵領もついに攻撃を食らう。

それもベネヴェントの最大動員数の5倍である3000の大軍で攻城戦。なすすべもなく陥落。

 

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         __,‐⌒ヽ、
         /   '─ \      そして落城の際、逃げ遅れたヤルオの妻、ヒルデカルトが
        ノ ノ-、 (○) \
        | 。(○)  、゚ ヽ, ヽ     アマルフィ公爵領当主、シコ1世に捕縛された上、身代金を払っての解放を拒否される。
        ヽ  ヽ__,,,トー'i   )
         ノ    ` ⌒''  ノ      「ま、まだ男系の世継ぎがいないのに…どうしてこうなったんだお…!」
        (           }
        ヽ         /
         ヽ     /
       ./ー-.l`‐-‐< ̄``ヽ
      (   ⌒⌒ ̄ ̄`r:ュ〈
       ´`´ー-、_,. -‐'´/l .ト''ヽ




          ( ⌒ )
        γ⌒   ⌒ヽ
        ゝ      ノ   ポッポー
          | l |
            ____
            /      \     「というかロイス2世はなにしてんだお!
         / 一 ノ  ゝー ヽ
        /  (●) }lil{ (●) ',    こういうときに家臣を守れないならなんのための王だお!ふざけんな!」
     __|  ノ(  (__人__)    |
   (´  .\ ⌒   | /     /    普通に考えればロタール3世との戦争で手一杯だったのだろうが…
    ``゙''ー、 >ー- `´ --‐ '’
          }         ヘ       ヤルオにはロタールへの援軍を拒否した前科があるため、実際は単に嫌われていたのではないかという説がある。
         .{       j、   }
       }        :! `ー'    ペシッ!!
       /  / ヽ   }  |l!il|
        (  /    ヽ  ! γ `゚´ ヽ て
        `ー'      `ー'  {___jzz, て
              )          て
              ゝ⌒ ヘ/⌒ヽて

 

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結局、ロタール3世がロイス2世に勝利して、中部フランク王国がロンバルド王国を吸収し、ロイス2世が退位したため破門戦争も同時に終わる。

またこのときどさくさに紛れてヴェローナとトスカナの領大公領が独立に成功している。これでイタリア情勢はますますカオスに。

 

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そしてロイス2世は数年後獄死。欧州に戦火を振りまいた男は間違いなく今回ヤルオより目立っていた。

 

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       ___
     /\:::::::::/\.      そしてこの頃ヤルオは重大な問題に直面する。
    /:::<◎>:::<◎>:::\
  /::::::::⌒(__人__)⌒::::::\    戦乱の世を引きこもることで息抜いてきた彼も既に50代目前
  |     ` ー'´  u   | 
  \  u   :::::     /    当時の基準でいくといつぽっくり逝ってもおかしくない年齢である。
  /   :::::::::::::::::::  :巛 ̄ヽ
  /  ,        :〈⊃ ̄( .}:   「どうすりゃいいんだおおおおお…」




      ___
    /     \       にも関わらず男子が全く生まれない。最悪庶民の愛人の子でもかまわないという状況だったが、愛人は結局子を残さず後に逝去。
   /  _ノ '' 'ー \
 /  (●)  (●)  \     母系結婚した娘の子ども、つまり孫ですら男子は二人しかおらず、しかもそのうちの一人は病死している。
 |      (__人__)    |
 \      ` ⌒´   /      「呪われてるんじゃねーかお?」




      ____ 
    /:::::::::  u\         ベネヴェント公爵領の相続法では男子がいないときに限り、女子も相続できることにはなっていたが
   /ノ└ \,三_ノ\   ,∩__
 /:::::⌒( ●)三(●)\ fつuu   それだとただでさえ2つしかない直轄領を長女と次女とで分けて相続させなければならない。
 |::::::::::::::::⌒(__人__)⌒ | |   |
 \:::::::::   ` ⌒´   ,/_ |   |    しかも女領主はそれだけで舐められやすいし、女系結婚(婿を取ってよその家の男を自家に招き入れる結婚方式)だと良縁はとても望めない。
   ヽ           i    丿
  /(⌒)        / ̄ ̄´      せいぜい伯爵領の3男坊か4男坊、あるいは領土なしの無名家から婿をとるしかないのだ。
 / /       /




               ∩_    「ただでさえイタリアは今混沌としてるし、かといって武力で勢力を伸ばそうにも周りは強敵揃い。
              〈〈〈 ヽ
      ____   〈⊃  }    再独立したらすぐにどっか食われる位置だし、現状婚姻で領土を増やしていくしかないんだお!
     /:::\:::/::\.   |   |
   / <●>::::::<●>\  !   !    我がニューソクデ家の血脈を将来に繋いでいくには、少しでも確実に血を残していく必要がある!
  / :::::⌒(__人__)⌒:::::\|   l
  |     |!!il|!|!l|      |  /     そのためには男子の光景は必須! しかし嫁は未だ檻の中! こうなったらとる手は一つだお!」
  \     |ェェェェ|     //
  / __        /
  (___)       /


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                  ._ _ _ コン☆
                 (ヽl_l_ll_l,l
                  // ̄ ̄ ̄\
             //  ノ   ⌒   \      「離婚するお!」
            //  (>) (●)  \
              | .l    //(__人__)//    l     なんとヤルオは嫁を檻の中から救出する道を捨て、あっさり離婚する。
            \\     ` U ´     /
              ヽ ヽ          \      CK2では離婚するには教皇の許可が必要だが意外にもすんなり許可された。

 

 

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         ____
       /     \    そして驚いたことに東フランク国王、アルヌルフ1世の長女アマリーと再婚。
.     / _ノ   ヽ、_\
    /  (● ) (● ) \  勿論カロリング家の人間である。
    | //////(__人__)/// |
     \           /   親戚を見捨ておいてすぐに婚姻を申し込むというこの面の皮の厚さは異常である。
     /           \
    |      ,― 、,―、   |  どうにも新しい主君のロタール3世に気に入られていたのがよかったみたいだが…
    \   ̄ ̄ (⌒⌒)  ̄ /
        ̄ ̄\\//

 

 

 

 

 

 

 

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        ____
      /  ノ  ヽ\    …そしてまた女子が生まれたという。
     /  (○)}liil{(○)
   /     (__人__) ヽ    ウソダドンドコドーン!
   |       |!!il|l|   |
   \        lェェェl /
    /         ヽ
    しヽ        ト、ノ
      |    __    |
      !___ノ´  ヽ__丿

 

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しかしヤルオに追い風はまだ吹いていた。ロタール2世(主要称号を中部フランク王国からロンバルド王国に返還した際に3世から2世に)が28歳の若さで病に倒れ急逝。

しかも世継ぎを残していなかったため…

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なんと義父のアルヌルフ一世に中部フランクとロンバルドがまるまる相続される。この結果、東フランク王国は領土を一気に、しかも無血で拡大することになる。

 

     ____
   /      \     しかも王妃アマリーは東フランク王国の第二継承者である。
  /  ─    ─\
/    (○)  (○) \   つまりアルヌルフ一世が死ぬ前に、長男を抹殺してしまえば東フランクはまるまるアマリーのもの
|       (__人__)    |
/      |!!il|!|!l|  /    そしてひいてはヤルオとアマリーの子ども、つまりニューソクデ家のものとなるのだ。
      |ェェェェ|


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しかし結局そう上手くはいかなかった。上記の通り、ニューソクデ家は再婚後も相変わらず男子が全く生まれなかったからだ。

またこのときやる夫はすでに年は50を越しており、跡継ぎの男子が生まれたとしても、その子が成人するまでヤルオが生きているとは考えづらい。

その状態で仮にヤルオが死に、後継の男子が摂政を付け統治を始めたとすれば、恐らくすかさずカロリング家が刺客を送りくるであろうことは容易に想像がつく。

また、仮に何事もなく東フランク王国領を引き継いだとしても、現在の脆弱な基板ではあっという間に王の椅子から引きずり下ろされるどころか、今持つベネヴェント公爵領すら失いかねない。



        ____
      /  ノ  ヽ\   そういうわけでヤルオは泣く泣く東フランク強奪の野望を捨てることになる。
     /  (○)}liil{(○) 
   /     (__人__) ヽ    チクショオオオ!
   |       |!!il|l|   | 
   \        lェェェl /
    /         ヽ
    しヽ        ト、ノ
      |    __    |
      !___ノ´  ヽ__丿

 

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            ___
      __  / ⌒  ⌒\   そして903年、ついに男子が誕生する。
    /― ―/ (⌒)  (⌒)\
   / (● /   ///(__人__)///\  ヤルオは52のときにできたこの息子をヤラナイオと名付ける。
  (   (_ |   u.   `Y⌒y'´    |
   \    \       ゙ー ′  ,/   「これでようやく安心だお!」
     (_つ ⌒ヽ   ー‐    ィヽ
       \/             ヽ
       /  |         |  |
       |   |         |  |
       丶  |         | 丿

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         / ̄ ̄\
        / _ノ;jijii;丶_ !    期待が大きすぎたのか
          ,ク(゜_))ij(_゜))!`i
       | ヒlli(__人__).ソ /    それとも本人が勤勉な性格なのにもかかわらず結果をなかなか残せなかったせいなのか
       l \ .,キ呪カ'/ /
        .\ ヾ狂リ | {      それはわからないが、ヤラナイオは10代で鬱病にかかってしまう。
        /ヽ |ー-イ!_ノ`、
       /::::/i_ノ|_/:;l:::::::|
       |::/:::;:/;;:::::::::;|:::::::i
       |/:::;:/;;:::::::::::;i;;::::ノ
       |:::::;;:|;;:::::::::::::::r
       \;;/;;::::::::::::::::!
         |:::::::::::::::::::/
         |:::::::::.::::::/
         |:::::::::::::イ

 

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…そして26の若さで病死する。

 

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       _-―――- 、._
     ,-"´          \     ヤルオはついに息子への領土継承を諦める。
    /              ヽ
    ./       ::::::::::::::::::::::::ヽ    幸いヤルオは長寿だったため、この頃家臣団はほぼ代替わりしており、
   |      :::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
    l       :::::::::::::::::::::::::::::::::;l    難なく相続法を分割相続から選挙制に移行。
   ` 、        (__人_) .;/
     `ー,、_         /      しかも領土がせまいため、選挙権はヤルオのみである。
     /  `''ー─‐─''"´\

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936年 ヤルオ・ディ・ニューソクデ没。

85歳の超長寿であった。

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そして三女デキナイコの一人息子、ルシオ・ディ・ニューソクデが即位する。

 


10世紀の欧州情勢

 

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シーア派が誕生。展開によってはでてこないこともある。

 

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東フランク王国が無血で領土を拡大してからしばらくは平和でしたが、アルヌルフ1世が没すると再び戦乱の時代に。

 

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この混乱に乗じてイベリア半島の後ウマイヤ朝が南仏のアキテーヌ王国を難なく併合。

西フランクが必死の抵抗中、西フランク王が戦死して西フランクというかフランスを南北で二分するように分割相続することになったのが致命的でした。

というかぶっちゃけるとここまでボロボロなのはカロリング家の壮大な内輪揉めのせいなんですが。

東フランクも反乱の末ほぼ南北で分裂。南部はバイエルン王国がゲット。

しかしベネヴェント公爵領は未だ東フランク王国属。おかげでウチだけ飛び地。

 

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あとはブリテン南部に早くも統一王朝が出来そうな気配。

しかもアングロ=サクソン人の王国

ヴァイキングに負けてません。


まとめ

CK2的にまさか一代目なのにこんなに長くなるとは思わなかった。超疲れた。

それもこれも85まで長生きしたヤルオと、カロリング家の内輪揉めのせいだけどな!いい加減にしろ!

というわけで今回はここまで。ルシオ役のAA誰にしようか…あと早くも女当主にならんでキャラ回し的に助かった…

やる夫でCK2! 導入 (2013/08/19(月) 06:00:00)

 

 

 

 

 

               ____
             /      \      今度の舞台は中世ヨーロッパだ!(唐突)
           / ─    ─ \
          /   (●)  (●)  \
            |      (__人__)     |
          \     `⌒´    ,/
          /     ー‐    \

 

 

 


注意

 

作者は中世ヨーロッパの知識に自信がありません。よって読んでて気になることが出てきたらググるか本買って調べた方がいいです。

文章内で意気揚々と中世ヨーロッパの知識をひけらかしてたとしても、それはダラダラ本を読んで身につけた付け焼き刃の知識です。間違ってても「なんだフィクションか」とながしてください。厳しいツッコミをいれられたら泣いてしまいます。

ここでひけらかされた知識を真に受け、

実生活で語ったりするととんでもない恥をかく恐れがあります。

あまり本気にしないでください

それでもワイは中世ヨーロッパの魅力に気づき始めたんや!

中世ヨーロッパにはまると当然今度は大航海時代にはまるんや!

でも正直ルネッサンスについてはまだよくわからん!

なのにイタリアが舞台だよ!

というわけで始めます。

 

 


中世ヨーロッパの最低限の知識を曖昧な説明でわかった気にさせる段落

パラドゲーは歴史を多少は知ってないとなんのこっちゃわからんと思うというか自分もCK2についてはそうだったので、とりあえず最低限だと個人的に思う知識をなんとなしに並べます。

細かい年代とかはぶっちゃけどうでもよいのです。受験の世界史じゃないので。

というかCK2自体ゲーム開始直後からIFの歴史を突っ走るゲームなので、気にするだけ無駄。

ただ、やってる途中で大きな出来事が起きたら、史実の似たような出来事と比較したくなったりはする。これは楽しい。

 


 

375年に始まったとされるゲルマン民族の大移動により西ローマ帝国は大混乱に陥り、476年に滅亡。

この大移動は元々施肥の知識がなく、氷食地形※でただでさえ痩せた土地(おおざっぱに言うと東欧+ドイツの一部)を短いサイクルで使いつぶして遊牧していたゲルマン民族でしたが、そんな生活は当然安定からはほど遠く、375年に中央アジア(おおざっぱにいうとロシアのど真ん中あたりから)同じく遊牧民のフン族が西進してきたためたまらずゲルマン民族も西進。最初はビザンツ(東ローマ)帝国(CK2時代には健在どころか繁栄中)に侵入しようとしましたが諦めて進路を変え西ローマ帝国に侵入したという感じらしい。

西ローマ帝国には既に傭兵や農奴、奴隷として少なからず生活していたものがいて、特にその中でもゲルマン人傭兵は民族大移動の際にその迎撃に当たるという同族同士の戦いを任されはしましたが、なにせ同族なのでまともに戦わず普通に迎え入れちゃうこともしばしばあった…らしい。ただ、西ローマ崩壊の理由は他にも色々あるみたいなんで、この辺は各自気になったら調べてみてください。…そもそも民族移動の始まる1世紀前にローマ帝国を4分割して統治(当然分裂し別の国状態になる)した時点で元祖ローマは終わっていたも同然だったようですが…。東ローマ帝国、というかビザンツ帝国は唯一発展しましたけど。彼らは自分達こそがローマ帝国の後継者という自負あって、その誇りが少なくとも虚仮ではない程度に繁栄も活躍もしています(勿論ローマ帝国に”追いついた”わけではないですが)。ビザンツ帝国が好きだという歴史好きは多いみたいですね。私は東ローマ帝国よりもビザンツ帝国という呼び方の方がすきで、ゲーム内でもビザンツ帝国という表記なので、以後はビザンツで統一します。

その後なんやかんやあって、ゲルマン人部族の一つであるフランク族がキリスト教にはじめて改宗し(表面上だけだったみたいですが)、この結果少数のゲルマン人(フランク族)が多数のローマ人を支配していたという極めて不安定な統治だったのが、キリスト教に改宗することで国内をいち早くまとめあげることに成功した…らしい。ちなみにこのフランク族が定住し、発展させた土地は現在のフランスにあたり、フランクはフランスの語源と言われています。

その後色々あったのち、フランク族でカロリング家の有名なカール大帝(シャルルマーニュ)が台頭、彼は西ではイベリア半島から侵入してきたイスラーム勢力を撃退して国内から追い出すことに成功し、南ではランゴバルド王国を征服、東ではドイツのザクセン族やバイエルン族(あのバイエルンです)を征服。さらに中央アジアからやってきたアヴァール人までをも追い返し一大帝国を築き挙げ、800年にはローマ教皇から西ローマ帝国皇帝位を授けられています。

書き忘れましたが、ローマ教皇の領土、いわゆる教皇領は、カールの父親であるピピンがブルグンド王国を征服した際に教皇に寄進したものが始まりとされています。

さらに西ローマとビザンツとで教皇が二つも立ってしまったのも、単純にローマが東西に分裂してしまったので、それぞれのキリスト教トップがどっちが正当か揉めて、解決する前に西ローマが崩壊してしまったのが原因のようです。ビザンツもまさか西ローマが崩壊した後もしぶとく教皇を自称するとは思ってもいなかったと思いますw

このいわゆるカールの戴冠には大きな意味があって、このときからヨーロッパがはじめて独自の道を歩み始めたといわれています。というのもこのカールの戴冠まで、ヨーロッパでローマ帝国といえばビザンツ帝国であって、さらにビザンツでは皇帝がキリスト教の教皇も兼ねていたので、ヨーロッパのキリスト教信者としてはローマ教皇はいてもどうしてもビザンツは無視できないし、世俗支配者層としても当時の男のロマンであったローマ復興をまずするためには、ローマ教皇から認められ塗油という洗礼を受けて、簡単に言えば「俺は一般人とは違って神の代理人たるローマ教皇に認められたんだぞ」という箔を付けられるかどうかは死活問題だったと考えられているからです。実際、カールの戴冠後は、どの国の国王も即位する際は教皇やそれぞれの国の司教から塗油を受けるのが通例になり、ローマ教皇の権力はどんどん増していくことになります(同時に腐敗も進みます)。

…ですが実際はカール大帝はローマ教皇に呼び出されたときにまさか皇帝位を授けられるとは思っていなかったという説もあったりするのでアレなんですが、個人的にはこの「権力はあったけど権威はなかったカールと、権威はあったけど権力はなかったローマ教皇」が結びついたとする説が人間くさくて気に入っているので、この説で話を進めます。

しかし、自らがキリスト教のトップでローマ帝国の後継者だという自負があった上に繁栄しまくってたので当然なんですが、ビザンツはこのことを勿論快く思っておらずこの出来事を認めようとはせず、さらに偶像崇拝など教義上の問題などもあって、このときから本格的にキリスト教は、ローマ教皇のキリスト教とビザンツの東方正教とで別の道を歩むことになります。

とはいえカール大帝からすれば、最初の箔さえつけてもらえればよく、以降はビザンツ同様、自分の息子に自分で皇帝権を授ける形で皇帝権を相続させていこうとさせていきましたが、ゲルマン民族には国家権力は不可分であるという考えが理解出来ず、またまだ中世ですので、皇帝が国の全土を直轄地として管理するわけにもいかず、さらにその広い領土は偉大なるカール大帝だからこそ維持できたわけで、とどめにフランク帝国(カールの帝国のこと、西ローマ帝国と区別するために…というか実際に彼が西ローマを引き継いだとは考える人は少ない)にとっての地中海貿易はが破綻しかけていたため、彼の死後はゲルマンの伝統通り、彼の息子3人で領土が分割されることになりました。この分割相続は日本でいうところの田分けと同じで、結局一つのものをどんどん平等にわけていくと最終的にはとても小さなものになってしまうということで、フランク帝国の王権はこれで一気に弱体化しました。その上三分割したあとは、ちょうど真ん中にあった中部フランク王国国王ロタール一世が逝去し、結果また彼の息子の3人の息子でロタリンギア、プロヴァンス、イタリアと中部フランク帝国が3分割されるというグダグダな展開に。

863年にプロヴァンスを納めていたカール(カール大帝の孫)がなくなり、プロヴァンスはロタリンギアに吸収されます。そしてこの863年が今回のプレーの開始年度です!ここまで長かった!

ちなみに…史実ではこのあとロタリンギアのトップも無くなりロタリンギアは東部フランクに、プロヴァンスは西部フランクに吸収されています。

しかもこの頃、というか9世紀は第二次民族大移動がありました。スカンジナビア半島(現在のノルウェー、スウェーデン、フィンランド)やデンマークからノルマン人が来襲。彼らは船で襲いにきたわけですが、ヨーロッパの川は日本と違い長く緩やかなため、川をさかのぼってやってきたので被害は内陸にも及びました。そして上記のようにフランク王国は権力を分割しすぎて全く抵抗力を持っておらず、常に土下座外交というか…お金払って帰ってもらうというか…そんな感じで役立たず状態でした。このとき農民を守ったのは地方地方で”城塞を建てることの出来る”権力者で、彼らは自分で建てた要塞で農民を守る代わりに農奴として働かせ、その領土内で経済を回しました。なにせ彼らが守ってくれないと村は燃やされるわ、食料は強奪されるわ、女はピーされたりさらわれるわで散々だったのに、自称王様はなんもしてくれない。でもオラの領主様は年貢さえ納めれば守ってくれるだで! というわけでヨーロッパは完全に地方分権祭りになります。王なんて直轄領は少ないし、民は守ってくれないしで完全に自称でなんの強制力もない時代だったわけです。ゲーム内でも序盤はノルマン人がノリノリで侵略してきます。お楽しみに?

このあたりの中世封建制の仕組みはゲーム内で触れられたらちょくちょくふれていきます。といってもCK2は内政は簡略化されてますし、中世封建制も割とわかりやすく簡略化されていますので、もっと詳しく知りたい方はやっぱり自分で調べましょう(丸投げ)。


※ちなみに氷食地形とはこれまた簡単にいうと、氷河期に地球のほぼ全面を覆っていた氷河が、暖かくなるにつれて、まず一番暖かい赤道付近の氷がほぼ溶けた後に、北極周辺の大きな氷が南に溶けながらゆっくりと滑って行った結果、氷というのは侵蝕の力が強いので大体北欧・東欧からドイツあたりの栄養を含んだ土地をごっそり運んでいってしまいこの当たりは痩せた土地に、栄養たっぷりの土はフランスやスペイン、イタリア等に運ばれ、おかげにここらは肥沃な土地になったうえに、このあたりは地中海性気候といって温暖で作物を育てやすい地理的条件が揃っていたため、技術が進歩するにつれフランスやイベリア半島、イタリア等は農業が大幅に発達。農業が発達すると人口が増える。人口が増えると兵隊も増える。兵隊が増えると戦争に勝てる。戦争に勝てるとますます豊かになる。

というわけで中世ヨーロッパでは現在でいうところのフランスやスペインがこの立地を生かして発展していった。…という側面もあります。中世では技術的な問題で大きく見れば絶対的な格差はなかったんじゃないかな…と自分が勉強した範囲では思います。

ちなみにイギリスはまた事情が違って…あそこは元々ヨーロッパ大陸の一部だったのに離れちゃって、しかもその後新しくできた島がくっついたり、海流の関係で気候が違ったりでとにかくややこしいので説明は省く。

ただイギリスは三圃制の発明や産業革命などで技術で一気に逆転してますからまた面白い。周りが海だから、制海権さえ握れば本土は叩かれないという大きな強みもありましたし。

 

 

 


AC867 ベネヴェント公国

FMM00004665FMM00004666

 

舞台は現在のカンポバッソがあるあたりの、BENEVENTO(ベネヴェント)公国。

ちなみに公爵や伯爵がよくわからない人のために! というかこのゲームでしか恐らく通用しない知識ですが紹介!

単純に

皇帝→国王→公爵→伯爵の順に偉い!

めちゃくちゃ大ざっぱに言えば、伯爵領は日本でいうとことろの県、公爵領は関東とか九州とかの州、国はそのまんま国、帝国は複数の国を統べてる、国の上位互換と考えてくれればおk。

で、公国と公爵領、伯国と伯爵領の違いは、上に国王や皇帝などの支配者層がいれば公爵領、伯爵領、完全に独立してれば公国、伯国という。

だからジオンも一年戦争起こすまではジオン公爵領がただしいんだよ多分!

ベネヴェント公爵領は開始時点では独立してるのでベネヴェント公国として扱います。


当主 ヤルオ・ディ・ニューソクデ

 

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当主であるやる夫の能力。

ちなみにディ~とかデ~とかファン~とかフォン~とかは~家のという意味を表す。武田家とか織田家とか徳川家とかそんな感じ。

上のうちどれを使うのかは言語による。今回はイタリアなのでディ・ニューソクデ、つまちニューソクデ家のやる夫。

このゲームはある一族の繁栄を目指すゲームなので家の把握は大事である。DLCのエディタで作っただけなので彼一人しかしませんが。

FMM00004667

ニューソクデ家紋

これもDLCで簡単に作れるようになっている。ただし英語版のみ。

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立地はこんな感じ。大国に囲まれてます。

東にはビザンツ帝国、期待にはロンバルディ(イタリア帝国)、その上には見えないけど東から東フランク王国、ロタリンギア王国、西フランク王国、西フランク王国の下にはアキテーヌ大公国があります。

※公国の中でも特に協力なものを大公国という。公国の上位互換。


つ、疲れた…導入部分で凄い時間を食ってしまった。自分でも知識を整理できたからよかったけど。

というわけで本編は次回から。AA使用も次回から。

今回文字だらけだけど読んでもらえるか心配ですがそもそも自己満足ブログだから気にする必要なかったね!

ではまた次回。

やる気はあるんです。ただ久しぶりにPCゲーどっぷりやる時間ができたので、FMを…進めすぎちゃいましてね、その…10年ほど。

どーすんだこれ!

ということで長らく放置してたCK2の日記(質は期待しないでね)の完走を目指した日記と、そのセーブデーターをコンバートして最近めでたく発売したEU4のプレー日記を続けてやってみようと画策中。

なんかCK2依頼、パラドーゲーは発売直後からすげー遊べて、なおかつ拡張の余地を残した名作を連発してる(CK2、Vic2、EU4)ので嬉しい限り。

EU3は数本の拡張発売の末、ようやく完成しましたが個人的にはイマイチ嵌まれず、続くHoI3は正直もっとアレで…

CK2は神でしたけどね! そしてここ数日やり込んでるEU4も既に超面白い。フランスは氏ね!

※ポルトガルプレー中、植民地を北米南米アフリカアジアとほぼ制覇し、交易収入でウハウハしてたところに共和制への移行を目指した革命勃発。

新仕様に慣れるため、植民地開拓以外目指さないプレーしてたから陸軍が貧弱かつ、この革命以外にも植民地やプロテスタント改修派の反乱が続発してたのであえて革命を受け入れる。

そしたら今度は王政に戻すための、いわゆる揺り戻し革命勃発、さらに北米植民地で独立運動加速、もうボロボロになったところに、フランス+大英帝国+ポルトガルに貿易を支配されてぶち切れたアジアの国一行に宣戦され終了。

うん。スペインというかカスティーリャがスペイン王国を建国する前にフランスがスペイン王国予定地を半分分捕ったあたりからいやな予感はしてたんだ。

それでもしばらくはオーストリア、カスティーリャ、イングランド、ボヘミアでフランス包囲網を強いてたからなんとかなってたんだけどね! 気づいたら味方がいなくなってたでござる。軍事力で劣ってる国、特にマンパワーがない国は外交で上手く立ち回らないと駄目ですね。

とまぁこんな感じで楽しくやってます。CK2日記は日曜までにはアップするようにしたい…

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